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お元気ですか?うめきちです\(^o^)/
2019年9月12日にガンガンコミックスONLINEから発売されたマンガ「わたしの幸せな結婚」1巻というとっても気になる作品を見つけました。
「小説家になろう」発!原作:顎木あくみ先生×漫画:高坂りと先生による和風ファンタジー×嫁入りをテーマにした愛の物語ですが、これが中々いい!キュンときちゃうんです!
- 異能者の家系の斎森家に生まれた美世は殘念なことに異能の才能はなく、義母と腹違いの妹にいじめぬかれて育つ
- そんなある日、厄介払いのために同じく異能者の家系の久堂家に嫁ぐようにと父親から命じられる
- 相手の久堂清霞とは、美しい外見とは裏腹に冷酷無比だという噂があり・・・!
そこで今回はコミックス版「わたしの幸せな結婚」1巻を紹介したいと思います。
「わたしの幸せな結婚」1巻
- あらすじと感想
- 「わたしの幸せな結婚」を無料ためし読みする方法
- 「わたしの幸せな結婚」2巻の発売日情報
- 原作の紹介
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「わたしの幸せな結婚」1巻
あらすじと感想
婚約
「お初にお目にかかります 斎森美世(さいもりみよ)と申します」
そう言って手をついたまま当主の久堂清霞(くどうきよか)がため息とともに振り返るまで微動だにしませんでした。
美世は幼い頃に母親と死に別れ、その後父親が再婚した義母・香乃子とその娘である妹の香耶(かや)に長女であるにも関わらず虐げられ、使用人以下の暮らしを強いられて育ったので、無視され放置されることなど慣れていました。
そんな彼女の環境を知らない久堂清霞は、異常過ぎる遠慮の塊としか見えない美世にどう接していいのか戸惑いを感じていました。
美世の生い立ち
翌朝、実家で起きるのと同じ時間に目を覚ました美世は、自分が寝ていた布団を見て久堂家に来たこと思い出し、幼い頃の辛い夢を見て泣いていたことに気づきました。
美世の実家は歴史ある異能者の家系なので、父親はその特殊な血をより濃く保つための恋人の香乃子(現義母)と別れさせられて、同じく異能者の家系である薄刃澄美と政略結婚したのです。
けれど生まれた美世には殘念なことに異能の才はありませんでした。
義母と妹
しかし澄美は美世が幼い頃に病気で亡くなり、父親はかつての恋人だっら香乃子と再婚します。
ところが香乃子が生んだ娘の香耶はまだ3歳という幼さで見鬼の才を現したのです。
そのことからますます義母と妹は美世を見下し、辛く当たるようになって亡き母の形見や美世の私物などはすべて捨てられ、彼女は使用人たちが要らなくなった着物などをもらうという惨めな生活をしていました。
そんな中、香耶に婿を取ることになって邪魔になった美世は父親から「お前は久堂家に嫁げ!」と言われたのです。
「今すぐ支度してそのまま出ていけ!」と。
久堂家も異能者の家系でかなりの名家ですが、当主の清霞は美しい外見とは裏腹に冷酷無比な人物で、今まで何人も婚約者候補の女性が3日と保たずに逃げ出したということは美世でも知っていました。
しかも香耶の婿に選ばれた幼馴染の辰石幸次は、唯一美世に優しくしてくれる人間でお互いにほのかな想いを抱いていたのですが・・・。
初めての朝ごはん
久堂家に来た翌朝、いつもの時間に目を覚ました美世は久堂家の妻なら何をやればいいのかと考えましたが、名家の妻がしているようなことは全く出来ないので自分が唯一できる炊事をすることにしました。
ところが朝食を作ったのが美世だと知った清霞は、
「お前が先に食べてみろ。毒でも盛ったか」
と、会ったばかりで信用できない者が作った食事など食べることはできないと言い捨てたのです。
そんな清霞に彼が幼い頃からめんどうを見てきた家政婦のゆり江は
「毒など入れるような方には思えません」と、諌めてくれるのでした。
実は清霞も噂ほど冷酷無比ではなく、むしろ久堂家の資産を狙って群がってくる女達に辟易して実家から離れた郊外の小さな家で静かに暮らすような人物でした。
なので今朝の一件も後悔していたので帰宅したときに、今朝のことを謝る美世に「こちらも言い方がきつかった」と謝ってくれたました。
そんな彼が発火能力を持つことを知った美世は、自分には異能がないことを言い出せないのでした。
美世を観察する清霞
清霞は美世のことをあらためて良く見ると、『とても名家の令嬢とは思えないな』と感じました。
- 古着とも呼べぬ粗末な着物
- ひどくやせ細った首元や手首
- あかぎれだらけの白い指先
- 傷んで艶のない髪
- 自分の分の食事を用意していないこと
- 何かに付けてすぐに謝る
- 作った料理を褒められて泣く
これらのことから清霞はゆり江に美世の様子をさぐるように言いつけると同時に、斎森家についても調べさせることにしました。
薄刃けの血筋
一方、斎森家では辰石家の当主が、美世を久堂家に嫁がせることにしたことに文句を付けていました。
「美世はあの薄刃家の娘を母に持つのだぞ。美世に異能がなくても美世の子供が力を受け継がないとも限らない」
「そうまでして薄刃の力がほしいのか」
薄刃家の異能とは、人の心に干渉し幻覚を見せて錯乱させ、相手の自我を消して傀儡にしてしまうという恐ろしいものでした。
辰石家ではなんとしても美世を嫁にして子供を生ませようと考えていたのです。
なので美世がもしも久堂家から戻されたらその時はもらうと約束を取りました。
その夜、美世はまた子供の頃の夢を見ますが、今度は亡き母が出てきてこう言ったのです。
『ごめんなさいね。不甲斐ない私を許して。でも大丈夫よ。あなたがもう少し大きくなったら・・・』
街へおでかけ
それからしばらくたった休日に美世は清霞に誘われて街へ出かけました。
旦那様に迷惑をかけないようにと緊張しながらも、街の様子をキョロキョロと物珍しそうに眺めてしまいます。
清霞が向かった先は大きな呉服屋で、奥で彼が用事をすませている間に美世は店の商品を眺めていました。
店の奥では女将が「久堂のぼっちゃんもようやっとですわねぇ」とニヤニヤしながら頼まれた品を出してきました。
清霞はその他にも美世に似合いそうな生地で着物を幾つか注文し、店先にかけてあった桜の花模様の美しい生地を見て「あの桜色のもので一つ仕立ててくれ」と注文したのです。
「今から仕立てると季節が合わなくなってしまいますよ。いいんですか?」と女将が聞くと、
「いい 来年の春にまた着られるしな」と清霞が答えたのを聞いて、
「いいですか!あのお嬢様は絶対に離してはいけませんよ!!あの方は原石ですわ。磨けば坊っちゃんと並んでも遜色のない美人になります!」
そう女将は断言しました!
櫛
その夜、清霞はこっそりと美世の部屋の前に買ってきた箱を置いておきました。
箱の中身は美しい櫛で、見つけた美世は清霞のところへすっ飛んできて、
「旦那様、こ、これ・・・」
「大人しくもらっておけ」
美世は櫛さえも使用人からもらった歯の欠けたものしか持っていなかったのです。
「ありがとうございます。旦那様」
美世がそう言って嬉しそうに微笑んだ顔を見た清霞は、その瞬間、彼女に対する自分の感情が「愛しさ」だと気づいて驚きました。
その後の調査で、美世が斎森家でどういう扱いをされていたのかを知った清霞は彼女が見鬼の才さえもないことを知って落胆します。
が、同時に母親が薄刃家の出であることから薄刃家と連絡を取りたいと考えましたが、その特異な能力故に表舞台から姿を消してしまった薄刃一族の行方は情報屋でもわからないだろうと思うのでした。
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美世が可哀想過ぎて、清霞と幸せになって斎森家を見返してやれ!と思いながら読んでいましたが、ことはそんなに簡単そうではないみたいですね。
ラストシーンで何者かが清霞を襲ってきたのもそうですが、亡き母の実家である薄刃家のこととか、夢の中で母親が言った「大きくなったら」とかの意味とか、気になるワードだらけです!
それにしても斎森家とか辰石家とか美世のことを何だと思ってんでしょうね!!
ああ腹が立つ٩(๑`^´๑)۶
「わたしの幸せな結婚」を無料ためし読みする方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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2巻の発売日情報
「わたしの幸せな結婚」2巻は2020年9月9日に発売されました。
関連記事:漫画「わたしの幸せな結婚」2巻特装版ネタバレ感想・美世に清霞はメロメロ
原作の紹介
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まとめ
今回はコミックス版「わたしの幸せな結婚」1巻の紹介でした。
美世が大きくなったら顕現するかもしれない異能の力って何でしょうね?すっごく気になります!
ではでは\(^o^)/
✒合わせて読みたい
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